パーティドリンクの紹介

みなさんこんにちは♪
ア・ビューです!

パーティで提供されるドリンクの豆知識★第4弾★
4月のテーマは『ブランデー』
見た目も美しく、非常に繊細で芳醇な香りが特徴です。

しかし「アルコール度数が高い」「値段が高い」など、初心者には敷居が高いイメージがありませんか?

ストレートで飲むのはもちろん、カクテルのベースや、身近ではお菓子の材料にも使われているなど、楽しみ方は色々♪
この機会に、是非ブランデーの魅力を感じてみてくださいね😊
 
 
ブランデーの歴史

  

ブランデーはフランス西南部のコニャック地方が発祥です。
17世紀頃、オランダから来た商人がオランダ語に直訳して『ブランデヴァイン』(焼いたワイン)と命名したのが、ブランデーの名前の由来とされています。

主にユニプランという糖分が少なく、酸味の強い白ブドウから作られる白ワインを蒸留して作られます。

蒸留した時点では60度を超えるような強力なアルコールを有していますが、多くの商品は樽で熟成される過程で揮発したり、まろやかにするためにお水を加え、アルコールをやわらかくし、40%程度に調整されたものが販売されています。
熟成させる期間によって、ブランデーのランクが変わります。
カロリーはアルコール度数に応じて高くなりますが、糖質は蒸留酒のため、ゼロになります。
 
 
ブランデーの種類

★コニャック
世界で最も知名度の高いブランデーがコニャックです。
フランス南西部のコニャック地方で造られたブドウのブランデーで、特に高級なものが多いです。
ヘネシー、カミュなどが主な銘柄です。

★アルマニャック
フランスのボルドー地方にあるアルマニャック地方で造られたブランデーです。

★カルヴァドス
リンゴが原料。
フランスのノルマンディー地方で造られており、日本でも見かけることのできるブランデーです。
 
 
魅力

◆時間を楽しむ
アルコール度数が高いため、40mlほどをほんの少しずつ、30分程度かけて味わい、ゆったりとした時間を楽しみましょう。

◆香りを楽しむ
ワインを蒸留して熟成させたお酒だけあって、香りは素晴らしく芳醇です。
特に飲んだあとのグラスの香りで余韻に浸り、長く楽しめるのも強い魅力です。

◆料理に使える
パウンドケーキなど、お菓子作りに加えると香りが良くなるだけでなく、風味をマイルドにしたり、粉っぽさが無くなりしっとりなめらかな舌触りに。
アルコールによってお菓子の保存性も良くなります。
ステーキなどに香りをつけるフランベを行うと、素材の良さを引き立て、さらに良い香りを添えてくれるので食欲もUP!
 
 
ブランデーの飲み方(ストレート)



芳醇な香りや味わいを存分に堪能したいなら、ストレートがおすすめです。
ブランデーを注いだグラスを、ゆっくり静かに回しながら、まずは美しい色合いを目で楽しみます。
グラスを回しているあいだに、ブランデーの香りがグラスの内側にたまり、グラスの外側まで漂ってきます。
目と鼻で十分に楽しんだら、いよいよブランデーを口に含みます。
豊かな味わいを舌で感じるのはもちろん、そのままゆっくり鼻から息を吐けば、ブランデーの濃厚で華やかな香りがより強く感じられます。
 
 
ロック



グラスに大きめの氷を入れて、その上からブランデーを注ぎ、グラスのなかでゆっくりと転がしながら楽しむ飲み方です。
『オンザロック』と呼ばれ、冷たいお酒が好きだという人におすすめです。
グラスに注いだ直後はストレートに近い状態で、ブランデー本来の香りと味わいがダイレクトに味わえ、時間とともに変化する味わいを楽しめます。
時間の経過とともに、少しずつ氷が溶け、ブランデーと混ざり合い、アルコール度数が低くなって飲みやすくなります。
あわせて、色合いの変化も楽しめます。
オンザロックならではの魅力が、氷がグラスにあたる際の「カラン」と乾いた音。
五感を駆使して楽しめる飲み方です。
 
 
水割り・ソーダ割



ブランデーの飲み方のなかでも、初心者やお酒に強くないという人におすすめなのが、水割りやソーダ割りです。
どちらも自分の好みで割合を変えて、最適な比率で楽しめるのが魅力です。
ソーダ割りで飲むと、飲みやすさはもちろん、はじける炭酸がブランデーの美味しさを引き立たせてくれます。
また、氷を入れずにブランデーと水を1対1で割る飲み方を「トワイスアップ」といいます。
トワイスアップを作るときの注意点は、常温のミネラルウォーターを使用すること。
よく冷えた水は、ブランデーとなじむのに時間がかかってしまうからです。
 
 
カクテル



★ニコラシカ
グラスに注いだブランデーに、輪切りのレモンをのせてフタをして砂糖を盛るだけ。
まるでブランデーをストレートで飲むかのようなカクテルです。
ポイントは、レモンを二つに折り曲げて、砂糖と一緒にかじりながら飲むこと。
レモンの酸味と砂糖の甘さ、そしてブランデーの香りと味わいが一体となります。

★サイドカー
ブランデー、ホワイトキュラソー、レモンジュースを2対1対1の割合でグラスに注ぎます。
カットしたフルーツなどをグラスに飾ると、ぐっとオシャレ感が増します。
飲み口が軽く、口当たりが優しいため、とくに女性に人気のカクテルです。

★カフェロワイヤル
ブランデーとコーヒーで作るカクテルで、ナポレオンが好んで飲んだとも言われています。
コーヒーを注いだカップの上で、ブランデーを染み込ませた角砂糖をスプーンにのせ、火をつけます。
部屋を暗くすると、ブランデーに灯る青い炎がとても幻想的。
美しい色合いとコーヒーの香りで癒し効果も期待できるカクテルです。

高級酒の代表格、ブランデー。
格式高いと思われがちですが、難しくとらえず自分に合った飲み方を探してみると、お酒の幅が広がり楽しみも増えますよ😊
 
 
【参考・引用】
https://tanoshiiosake.jp/4479
https://kaitori-premium.jp
https://shumi.info/283
https://macaro-ni.jp/35318